「初合戦!21歳GOGOガール」・・・2度目のタイ③
こんにちは。
今回も前回に続いて初めてのGOGOバーの事をお話ししますね。
さて、いよいよ席について飲めないビールを注文(150バーツくらい?)。その間も女性を物色します。ステージ上で踊っている女の子たちも待機組と入れ替わり、一通り全員を見たかな、みんな可愛いかったけど特に3、4人気になるな、と思ってその子達を目で追っていると、そのうち1人、2人と私のかわい子ちゃん達が他の客の席に呼ばれていきます。そして仲良さそうに話を始めます。
「ちっ!全然いけてないオッサン相手に何をニコニコしてんだよ!!(プンプン)」
と初恋中学生のようにヤキモチを妬いて愚痴っていると、先輩が
「気にいった子は早く連れてこないと。取り合いだよ。。」
と遅めのアドバイスをくれました。
慌てて残りのお気に入りの居場所をキョロキョロ見回すと、一人だけまだ残っている!!
OH!ジーザス!
この時の喜びはまさにそのような気分でした。
「先輩!あ、あの子、ど、どうしたらф☆×я■・・・」
もはや呂律が回らないほどの焦る気持ちで確認すると
「その子の所にいって一緒に飲もう、って言えばいいんだよ」
とまるで仙人のような穏やかな表情で教えてくれました。「って言えばいいんだよ」の部分はもはや「いいんじゃよ」に聞こえるくらい仙人感に溢れていました。
心の中で「ありがとう!お師匠さん!」と叫びながら、実際にはお礼も言わずに席を立ちあがり、いざそのお気に入りの所へ。
「早くしないと取られちゃう!僕の恋人が他の変態日本人にさらわれちゃう!」
そんな気持ちを押し殺し、至ってクールを装いその女の子のもとへ。
その女の子は鼻筋の通った小さな顔で、ステージ上でもクールに表情一つ変えず(全体的にこのバーはそういう子が多いですが)、細いのに推定Eカップ、大好きな細い脚を持つこの世のビーナスでした。
私が80年代アメリカ青春ドラマばりに
「やあ!元気かい?良かったら一緒に飲まない?」
と英検3級の語学力で尋ねると、
「AH、OK OK」
と表情一つ変えずに返事をしました。
「ほほーう、、、お嬢様はやはりクールだな!で、で、でも、おれもクールだぜ!!」
と、完全に気おくれしている自分をひた隠し、一緒に席に戻ります。
「何を飲む?」
と聞くと、「テキーラ」と答え、いきなり席を立ってどこかに行ってしまいました。
「え?もう放置プレイ??早すぎっす!自分、奴隷みたいで情けないっす!」
と心で呟きながら女の子を目で追うと、ああ、なるほど。女の子は自分でドリンクを取りにいくシステムなんですね・・・。お嬢様、私はおあずけを喰らった犬の気分ですよ・・・。
席に帰ってきた女の子は小さなテキーラショットひとつと、伝票を持って戻ってきました。
そしてその伝票を我々が注文したビールの伝票が入った筒に一緒にいれました。
「カンパイ!」
女の子は慣れた日本語でグラスを合わせてきました。
「くそ!誰が教えたんだよ!どこで教わったんだよ!何人に抱かれてきたんだよ!」
とここでも中学生まるだしのヤキモチが湧き上がってきましたが、クールに乾杯。
さて、ここから俺の本気だすよ~!!!!!!!!
つづく