初めてのタイ・・・

初めてのタイ・・・
2017.12.25

みなさんこんにちは!
今回がこのブログの本格スタートという事で、5年前に初めてタイに訪れた時のタイ人女性との事について書きたいと思います。あまり頑張りすぎると長続きしないタイプですので(笑)、ここではまったりやらせて頂きます!
ここからはくだけた口語でやらせてください・・・

 

イエーイ!!ヒューヒュー!!(くだけすぎ)
僕が初めてタイを訪れたのは仕事の関係でプーケットのビーチ周辺で3日間程度のステイ。その時にはタイがこんなクレイジーな楽園だと知らず、ただただ与えられたスケジュールをこなし、夜はどうでもいいショーを同行者と見るという、今なら絶対にありえない過ごし方をしていた。そしてやっと最終日に同行していた「埼玉出身なのに関西弁をしゃべる」先輩と「ダンディーを売りにして女性支持率no.1」重役の3人で「マッサージいこか」という話になりその辺にあるマッサージに適当に入店したんやで。ワイはここで初めてクレイジーパラダイス タイの片鱗を見たんや。(ちなみにワイも関東出身やで)

 

タイも初めてならマッサージ自体も初めてだったので、担当の40歳くらいの小太り女性に言われるまま、ただただ身を委ねてやや痛いマッサージを受けていた。隣には関西弁先輩、その奥にダンディー重役という並びでカーテンだけが我々を隔てていた。すると、30分くらい経ってから女性の手がやたら股間付近にあたるようになる。気のせいか?と思っていると、今度はパンツの上からモロに握りしめてくる。
「????」
この時の私はタイの事を全く理解していないので、今自分に何が起きているのか分からず「へへへ・・・」という微妙な照れ笑いで返すのみ。「自分、小さいっすかね?」みたいな照れ隠しな会話も言葉が分からないので出来ずに、この時の私に出来ることの全てはただただ照れ笑いのみ。すると、そんな私のはにかんだエンジェルスマイルを見た女性がニタニタしながら「セックス?」と聞いてくる。
「!!!!!!」
ここで私はやっと気が付く。ここではヤレるんだ!!!。えーーー!!マジ!??
でも貴女っすか・・・。ちょっとキツイなーー、と思い即答できず。その間も小太りの中年女性はニタニタしながら「セックス?」と連呼している。「キショイなこのオバハン・・」と思いながらも、この時やっと中年オヤジからセクハラされる若い女性の気持ちが分かりました。これ、キツイッすね。。。
「・・・・・・」
少し考えたのち、人一倍気を使う性格である私だけれど、とっても気まずいけど、「NO」と言おうと決心し、勇気を振り絞って言葉を発した。
「ハンドオンリー、ハウマッチ?」
え!? いやいや!!何言ってんだオレ!いらんいらん!!小太りババアいらん!
そう思いつつも、発していた言葉は違っていた。日本で毎日オナニーしていた自分は、ここタイに来て数日間ご無沙汰であった。現在のようにネット環境が良くなかったので
エッチなサイトを見て処理する、みたいな事が出来ていなかった為だろう。
すると女性は「ワンサウザンド」と言ってくる。まあ、相場がわからんけど、そんな高くないし良いか・・・と思いOKした。今ならば「クソ高っ!このババア、シッシッ!!」となるが、この時の私はOKしたのである。
隣の先輩達はどうしてるんだろう?そう思い耳をすましてみると、ああ。。。ハアハア言ってますやん、やってますやん。。。そして私もハアハアしたのだった。

 

事が済んで外に出ると先に先輩が待っていた。私の疑問はすぐに先輩に向けられた。
「ここって、アレなんですね・・・。タイってこうなんですか?」
先輩は「俺も良くわからんけど、ヤレたわ。」先輩の担当は結構綺麗な若い女性だった。
いいなあ。。。。
そしてもう一つの疑問をぶつけた。
「重役はヤってました???まさかヤってないですかね・・・」
すると先輩は、「2回やってたで。。。アゲイン、アゲインゆーてたわ」。まさか・・・。あのダンディーな重役が。。。。アゲインって。。。すると重役が出てきたが、我々とは目を合わせずに「悪くないね、ここ。明日も来ようか・・・」と、ややはにかんだ様子でタバコを吸い始めた。私はそんな重役を複雑な気持ちで見つめていた。いや「キショイ・・・オヤジ」と思っていた。この後のタイにおいて目にする日本人による破廉恥を考えればこの程度はキショくもなんともないんですけどね・・・。
そして、そんな重役に先輩は一言「今日、タイ最終日ですよ」。恥ずかしそうにする重役。そして先輩は「またいつか来ましょうね!」と励ましの一言。3人の気持ちが一つになった瞬間であった。

 

我々はタイの生ぬるい夜風に吹かれながら肩を並べて帰路につくのであった。そこには何か束の間の友情のようなものが芽生えていたようにも思うのであった。

 

 

そして、これが私のタイにおける長く険しいハートブレイクストーリーの始まりであった。

 

つづく

 

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