「綺麗な花には毒がある」・・・2度目のタイ⑤

「綺麗な花には毒がある」・・・2度目のタイ⑤
2018.03.01

こんにちは。

さて、前回の続きです。

 

いざ連れ出したGOGOガールとどのような一夜を過ごす事になるのでしょう・・・。

価格交渉もまとまり一緒に店をでる事になりましたが、どうして良いかわからず。そうすると、女の子が教えてくれました。

 

「まず、店にペイバー代金を払ってね」

 

ペイバーとはタイに来て初めて聞く言葉でしたが、PAY BARという事ですね。

バーに連れ出し料金を払う訳です。それがこのバーの儲けどころな訳ですね。

女の子に言われるまま800バーツを渡します。飲み代も一緒に精算できますが、また後で精算できるようです。

 

ペイバー代を払うと、女の子は着替えてくる、と言いどこかに消えました。

この間に先輩の元に戻り、ペイバーの報告をします。本当は独りでポツンと待っているのが恥ずかしかっただけですが。。。

15分くらいして女の子が戻ってきました。長い!逃げられたと思って内心ヒヤヒヤしました。。。やはり男とは違って時間かかりますよね。。

 

 

戻ってきた女の子をみてまず驚くのが結構背が低い!!と同時に思ってたより顔が大きい!

そうなんです。彼女たちは踊っている間はかなり高いヒールを履いている一方、普段着ではほぼヒールを履きません。タイ人をはじめ、東南アジアの女性の脚のラインは日本人よりだいぶ綺麗なのでヒールを履かなくても十分綺麗なのですが、ステージでの姿しか見てない状態からの普段着は、魅力度50%ダウンですね。。これはその後「ペイバーあるある」として認識していく事になります。

まあ、それでも全然可愛いんですけどね。

 

さて、連れ出したプンちゃんとホテルまでお散歩。

途中でごみ箱を指さして「ここが僕のホテルだよ」などとジョークを交えつつ、手を繋いでホテルへ。

ここでスグにやっちゃうのも面白くないし、たとえ嘘でも恋人感を高めて盛り上げたいので、いろいろと質問をしてみます。

 

家族は? 仕事は楽しい? 将来の夢は? 本当に恋人いないの?

まあ、答えて貰っても何を言っているかあまり理解できなかったりしますが、

あなたに興味ありますよ、セックスだけじゃありませんよ感

を少しでも出そうと必死に質問をしていると、

「シャワー浴びてくるね」

と、所定の手続きを淡々と進める役所にいるような気分で少しガッカリ。。。

まあ、それでもドキドキしながらシャワーから出てくるのを待っている自分。

 

 

タオル一枚で出てきたプンちゃんは、タイ人にしては白くて綺麗な肌、そして何より大きい胸!!

早く味わいたい気持ちを押し殺し、自分もシャワーを浴びます。たぶん1分くらいでシャワーを終わらせたので、

「本当にシャワー浴びたの?」

というような事を言われ、体が濡れているかチェックされました。。。

そしていざ、本番!!

 

あれ???

 

 

 

ん???

 

 

カ タ   イ・・・

 

 

 

そう、これがタイ名物「シリコン胸」です。もう、本当にガッカリ。。。初めてシリコン胸を触りましたが、本当に固い。。。

後々に感じたことですが、タイでは「美しくなる事が正義」みたいな風潮があるように思います。

日本だと少し馬鹿にされるような所がありますよね。

もう、チンチンもあまり立たず(そもそもセックスではイケないので別にいいのですが ※過去記事参照)、乳首を舐めてもらってフィニッシュ。

シリコン胸について騙されたような気持ちと興味が入交じり、傷つけまいと恐る恐る質問します。

 

「その胸ってやっぱりシリコンなの????(小声)」

「うん!そうだよ!(笑顔) この鼻もそうだよ!!」

 

 

えーーーーーー!!!??? そうなんすか!!?? 色々とそうなんすか!!??

顔も!? そしてそんなに明るく報告!??

 

 

昔の写真を見せてくれましたが、整形しなくても十分かわいかったです。

でもやっぱり鼻はペッチャリと低く、顎もやや角ばってました。顎も手術やってるんですね。。。

セックスで稼いだお金は自分の美しさを創り上げる事に使われるわけだ。。。

 

しかし、性格はバーで出会った時より穏やかで明るく、思っていたよりいい子でした。

すぐに情が移る私はこの子を2日間ペイバーし、帰国の際には空港まで送ってもらいました。

その後、しばらく連絡をとりつつもお互い忙しく自然と疎遠に。。。

 

しかしタイを再び訪れた際に同じバーへ行ったら向こうから声をかけられましたが、一瞬誰か分かりませんでした。

というのも、また顔が変わっているのです!

しかもやや劣化の方向に。。。

適当にあいさつをしてそそくさと逃げました。。。。

 

 

あーあ、もう何が正解か自分でも分からなくなっちゃたんだろーなあ。。。

恋人っぽく思っていた子なので、少く悲しくなりつつも「これがタイ。これがGOGO嬢との恋」と自分に言い聞かせるしかないのでした。。。

 

 

 

『2度目のタイ』 おしまい

為替情報

© 2017 旅メン